多くの方が悩んだことがある「腰痛」は、痛みの度合いによっては身動きすら取れなくなります。場合によっては、痛みがあることで行動が制限されるだけでなく、寝る時でさえ痛みがつらい状況が続いてしまうこともあるのです。痛み止めを飲んでも一時的な痛みの緩和にすぎず、困っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、つらい痛みから解放するための、腰痛を和らげる方法について紹介します。
腰痛の痛みのタイプを知る
腰痛といっても痛みのタイプは異なり、そのタイプによって対処法なども変わってきます。腰痛のタイプを知ることで、どのように腰痛を和らげるかが見えてくるのです。ここでは、2つの腰痛タイプを紹介します。
急性腰痛症
いわゆる「ぎっくり腰」の急性腰痛症のタイプでは、重たい荷物を持ち上げた時、不自然な動作をした時に、激しい痛みが腰を襲います。突然の衝撃で、ひどい痛みによって動けない方もいるほどです。
慢性腰痛症
3ヶ月以上続く腰痛の場合は、慢性腰痛症のタイプになります。生活習慣やストレスでも腰痛を引き起こし、骨や関節などの病気が関わっているケースもあるのです。痛みの症状もバラバラで、痛みに耐えながら動くこともできるため、日常生活を送っている方もいます。
生活習慣で腰痛を和らげる
腰痛は日常生活と関係が強く、習慣を改めることで痛みを和らげることが可能になります。ここでは、腰痛の解消のために何を意識して過ごせばよいのか、紹介していきましょう。
血行促進のために入浴する
シャワーなどで簡単に済ませてしまうと、身体の疲れが取れず、身体も温まることはありません。しっかりと湯船に浸かって身体を温めることで、血行が良くなり、慢性腰痛の改善にもつながるのです。骨盤周りの血行が悪くなると、痛みの物質が腰付近に停滞するため、痛みが増してしまいます。
そのため、入浴することで血行促進になり、痛みの緩和につながると言えるのです。
良質な睡眠をしっかりとる
良質な睡眠をとることで、寝ている間に身体が修復されます。そのため、寝る前のスマホ操作はもちろん、飲食を控えなければ、良い睡眠がとれるとは限らないのです。できるだけ早寝早起きができるよう、寝る直前の過ごし方を意識してみると良いでしょう。
適度に身体を動かす
基本的に筋肉が硬くなるのは、「使いすぎ」「使わなさすぎ」のどちらかが原因になります。運動不足は筋肉の柔軟性を奪い、どんどん筋肉を硬くするでしょう。そうなってしまうと、腰痛の改善とはほど遠く、和らげるこができません。
そうならないために、翌日に疲れを残さない程度で適度に身体を動かしましょう。そして腰周りの筋肉がしなやかになることで、腰痛の緩和につながるのです。
食習慣を見直す
食生活の乱れは、身体にさまざまな影響を与えるため、食習慣を見直すことで腰痛の軽減にもつながります。食べ物で腰痛が治るわけではありませんが、過度なダイエットや暴飲暴食は、必要な栄養を補給できず腰痛のリスクを高めてしまうのです。脂っこい食事やファストフードなどは、肥満になりやすく、腰への負担も増してしまいます。
バランスの摂れた食事をとることで、腰痛のリスクを軽減できるため、結果として痛みを和らげることになるのです。
日頃からの腰痛予防で痛みを和らげる
日々の過ごし方によって、腰痛を和らげることができます。腰痛になる原因はさまざまですが、腰痛予防に取り組むことで、痛みの緩和につなげられるのです。ここでは、腰痛予防をする方法について紹介します。
日常の動作に気をつける
普段の姿勢や習慣がきっかけで腰痛を引き起こしている可能性も少なくありません。そのため、日常の動作に気をつけて過ごすことが、腰痛予防になります。姿勢でいえば、「猫背」「反り腰」「背もたれに寄りかかる」などは、腰へ余計な負担をかけることになるのです。日頃から正しい姿勢を意識し、あごを引いて背筋をのばしましょう。
筋トレやストレッチを行う
腰痛は、腰周りの筋力低下や、筋肉がこわばってしまうことが原因で起こることがあります。そのため、予防するなら、ストレッチや筋トレを行ない、筋肉の柔軟性をアップする必要があるのです。長時間同じ姿勢で過ごさないよう、途中でストレッチをすると良いでしょう。
また、筋トレを行う場合は、まずは軽めのウォーキングからスタートし、ある程度体力や筋力がアップしだしたら、背筋を鍛えるトレーニングを取り入れます。
ストレスや疲労をため込まない
腰痛予防のためにはきちんと睡眠や休息をとる必要があり、ストレスをため込まないようにしましょう。精神的な疲労をはじめ、心理的なストレスがたまることで、血行不良にもなり、腰痛が治りにくいケースもあるからです。「イライラする」「疲れが溜まっている」などの心当たりがあるならば、ぬるま湯にゆっくりと浸かり、心身共にリラックスすることが大切になります。
まとめ
腰は生活をしていく上で要となる重要な箇所になりますが、痛みが強いと思うように動けないでしょう。一時的な処置をしても、繰り返し腰痛になるケースもあるため、日頃からの過ごし方が大切です。腰痛の元から改善するためにも、日頃から腰痛を和らげる方法に取り組み、痛みに見舞われない身体づくりが必要になります。
ストレッチなどを上手く取り入れながら、腰周りの筋肉に柔軟性を持たせることが大切です。「1room整体院」では、腰痛などの身体の痛みを改善へ導く施術を提供しております。マンツーマンでかうンセリングをしっかりと行い、お客様に最適な施術を提案したします。腰痛を効果的に和らげる方法を取り入れながら、痛みとさよならしましょう。
