女性の方で、急に腰が痛みだすという方は多いのではないでしょうか。それには原因のはっきりしているものもあれば、予兆もなく痛みが来るものもあります。とくに左側に腰の痛みを感じるというような特定の箇所に限定されたものもあります。今回は、左側に腰の痛みを感じる場合に考えられる原因と、女性に多い腰痛の原因について説明します。
左側の痛みが起きることが多い原因
左側に腰の痛みを感じる場合は、実は内臓疾患が関係していることが考えられます。とくに腎臓や胃などの病気を抱えている時に腰に痛みを覚えることがあります。また、日々の生活習慣が原因となることもあります。どのように過ごしているかで腰痛の程度も変わってきます。それぞれ急に痛みがくることもありますし、徐々に痛みが増す場合もあります。それぞれ説明します。
内臓疾患
身体の左側には、胃・膵臓・脾臓・腎臓などの重要な臓器が多いのです。とくに胃は食べすぎの日が続いてしまった場合大きな負荷がかかります。内臓それぞれに負荷がかかることによって、腰にも負担がかかるようになります。そうなってしまうと、腰の左側に痛みが現れることがあります。もし左側に腰痛を感じていたら、最近の食習慣や内臓に負担をかける行動をしていないか振り返ってみることが大切です。
生活習慣
続いての原因として挙げられるものは生活習慣です。生活習慣の中でも普段から片側に身体の重心を乗せている方は要注意です。例えば、よく脚を組むことが多かったり、荷物を左右のどちらかに肩掛けすることがおおかったりすると、身体歪んでしまい、どちらかに腰痛が起きてしまうことがあります。
左右どちらかに腰痛が起きている方は、生活の中でどちらかに重いものを支えすぎていないか振り返ってみましょう。きっと、気づかないうちに荷物を片方で持っていることが多かったり、脚を知らず知らずのうちに組んでいたりすることがあるのではないでしょうか。
また、同じ方向をよく振り返ることによって片方に腰痛が起きる可能性もあります。例えば教員の方などは生徒たちを見ようとして同じ方向に振り返ることが多いでしょう。その結果、片側にのみ負担が大きくかかることから片方に腰痛が起きることがあります。
女性に多い腰痛の原因
続いて、女性に多い腰痛の原因です。女性はヒールをよく履くことで体のバランスが歪みやすいことが多くなっています。また、筋肉量が男性に比べて少ないことから姿勢が崩れやすいことや身体の冷えや月経から腰痛を引き起こしやすくなっています。男性に比べて腰痛が起きるタイミングが多いと思いますが、原因をしっかりと知ることによって腰痛対策につなげましょう。
ヒールの靴を長時間使用
女性の多くは多少高さのあるヒールを履く機会が多いのではないでしょうか。ヒールはスタイルを良く魅せるためにはかかせないものですが、腰痛の原因になるものの一つです。ヒールは長時間履くことによって身体のバランスが崩れ、腰回りの筋肉に負荷がかかりやすい状態に陥りやすいのです。地面につく足の面積が減ってしまうこともあり、疲れやすくどうしても身体の重心の位置が変わってしまいます。
そうなってしまうと、おなかや腰、背中の筋肉に負担がかかってしまい、急な腰痛が起きやすいのです。日々のストレッチで対策することも可能ですが、できれば毎日履くよりも適宜休む日を設定しながら腰痛対策をしましょう。
姿勢
次に女性の腰痛原因になるものは姿勢です。女性は筋肉量の少ない方も多いのです。筋肉量が少ないけれど、普段からデスクワークをしている方などは姿勢の崩れが目立ちます。姿勢が悪くなってしまうと本来であればちょうどいい負荷がかかる箇所が必要以上に力が入ってしまい、痛みが起きる可能性が高まります。なるべくいい姿勢を保ち、姿勢が悪くなっていると感じた場合は積極的にトレーニングやストレッチを行うことによって腰痛対策になるでしょう。
身体の冷えや月経
最後に腰痛の原因となるものとして、身体の冷えや月経があります。月経は血液の量が減ることによって身体の冷えや腰痛を引き起こします。この時に現れる痛みは鈍いずーんとしたような痛みが多くなっています。とくに月経のひどい2日目などは酷い腰痛が起きやすいのです。
しかし、月経によって起きる腰痛は、症状が重い場合検査する必要もあります。腰痛がひどい場合は婦人系の病気にかかっている可能性があるからです。もしかしたら子宮内膜症や子宮頸がんと診断されることもあります。普段は腰の痛みがないけれど月経の時にだけ痛みが強いというような症状がありましたら必ず医者の元へ行くことをおすすめします。
まとめ
急に腰の片側が痛む原因はさまざまです。また、女性はとくに女性にしかない腰痛もあるため何が原因かはっきりさせることが難しいと思います。「1room整体院」では、腰回りの筋肉をほぐして本来の痛みのない腰になるよう施術いたします。もし腰に違和感のある方や左右のアンバランスさを感じる方がいらっしゃいましたら是非一度ご相談ください。お待ちしております。
