慢性的な腰痛に悩まされている人は年々増えてきているのではないでしょうか。オフィスワークでずっと座りっぱなしが続いていたり、加齢によるものであったりと腰痛の原因にはさまざまな理由があります。しかし、腰痛も手軽なストレッチを用いることによって緩和されることがあります。
今回は、腰痛のストレッチによるメリットやおすすめの腰痛向けストレッチについて紹介します。ストレッチ方法はさまざまなスタイルに合わせた方法なので仕事中や夜寝る前などに簡単に行うことができるでしょう。
ストレッチのメリット
腰痛を和らげるストレッチのメリットとして、「自宅で手軽にできる」、「血流の改善」、「姿勢の改善」が挙げられます。ストレッチはもちろん腰痛にも効果がありますし、手軽にできますが、血流や姿勢の改善にもつながります。すこし腰の痛みを感じる方も、手軽にできるのでストレッチしてみることがおすすめです。
自宅で手軽にできる
ストレッチは、道具などを使う必要がとくにないので自宅で手軽にできる行うことができます。なんとなく今日は腰が痛いと思ったときに、まずは自分でストレッチをしてみましょう。整体院や病院に行く時間がなく、症状が軽い人はゆっくりとストレッチを行うことで腰痛改善が見込めます。1日5分ほどあれば簡単にできるストレッチもいくつか紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
血流の改善
次にメリットとなるのが体の血流改善です。腰痛の原因はさまざまですが、ストレッチをして血流が改善されることで各関節や筋肉に負荷がかかりにくくなります。また、ストレッチをすることで老廃物も流れていくため腰への負担が少なくなっていきます。血流が改善されることでさまざまな効果があり、その効果が腰痛への改善につながっていきます。
姿勢の改善
ストレッチのメリットとして最後に挙げられるのが、姿勢の改善です。姿勢が悪い状態は、腰回りの筋肉に負荷がかかりやすく慢性的な腰痛の原因となってしまうことが多いのです。そして、そのような負荷がかかった状態は姿勢の悪さにもつながります。腰痛を和らげるためにストレッチをすることによって、腰回りの筋肉がほぐれ、正しい姿勢をしても疲れにくくなります。
腰痛対策には、脊柱起立筋や腸腰筋などをほぐすことが大切です。ストレッチでは、ここをほぐすことによって先ほど述べたような効果を感じることができます。
腰痛のストレッチ方法
腰痛対策のストレッチは主に腰回りの筋肉を和らげる効果があります。寝ながらできるものや座りながら、立ち姿勢でできるものなど種類が豊富です。今回紹介するものから、ぜひ自分に合った方法を見つけてみましょう。もし急な痛みに襲われた場合にもゆっくりストレッチをすることで痛みを和らげる可能性がぐんと上がります。
座った状態でできるもの
座った状態でできる腰痛ストレッチについて紹介します。まずは椅子に座ります。椅子に座った状態からどちらか一方の足を組みます。足を組むといってももう片方のももの上に乗せるようにして、完全に足を組む状態にはしないように注意しましょう。そして、足を組んだら上体をゆっくりと前にたおします。左右で10秒ずつ行うことで背中などの筋肉がほぐれ腰の痛みを和らげることができます。
また、個のストレッチは足を組まずに片方の脚を前に伸ばした状態で上体を前に倒すような動きにしても効果が得られます。デスクワークが中心の人は、ぜひ仕事の合間にやってみてください。
立った状態
続いて、立った状態での腰痛対策ストレッチを紹介します。立ち姿勢では主に背中の筋肉をほぐすようなストレッチが多くなっています。大きく伸びをしたり、身体を左右に曲げたりすることによって背中の筋肉をほぐすことができます。また、腰回りを回すことによって少しの痛みは軽減されます。立ち姿勢のストレッチはちょっとした休憩時間にもすぐできるのでおすすめです。
寝た状態
寝ながらできるものは、まず全身で大きく伸びをすることです。伸びることで、普段から使わない、凝り固まっている筋肉をほぐすことができます。とくに普段から腰痛を感じている方は腰回りの筋肉が固まっていることが多いので一気に和らげましょう。
また、下半身をひねることで腰回りの筋肉を柔らかくすることができます。腰の痛みに関わらずひねるときはゆっくりひねりましょう。そして呼吸も忘れずにすることを意識しましょう。
まとめ
腰痛改善のストレッチ方法はどんな状態でも簡単にできるものが多くなっています。また、ストレッチをすることによってさまざまなメリットを得ることができます。今回は、座った状態・立った状態・寝た状態の3パターンに分けて紹介しましたが、自分の働いている環境や腰痛の具合によって適宜ストレッチ方法を変えていくことがおすすめです。
「1room整体院」では、お客様一人ひとりの腰痛に向き合ってそれぞれに効果のある施術を行います。もし少し腰が痛い、なんとなく違和感があるという方は一度ご相談ください。お待ちしております。
