2023年07月04日

◇1回の施術で五十肩が大幅改善◇

患者様は五十肩で腕が挙らないということでご来院いただきました。

炎症期ではなかったので、夜間痛などはなく。
慢性的な可動域制限が顕著に診られました。

屈曲も挙らなかったですが、特に外転がやっと90度💦

かなり重症でした💦
肩関節の周囲の筋肉をほぐして、筋細胞リリースで筋繊維の滑走性を上げました。

また僧帽筋下部など腕を挙げる為に必要な筋肉が出力不足だったので、筋肉の促通させました。
他の箇所にアプローチをして、1回にしては挙るようになりました。

引き続き施術を行えばもっと挙るようになりますよ😄

炎症期は整形外科で炎症鎮痛剤入りの注射が1番楽になると思いますが、
拘縮期では効きません。

拘縮期では1room整体院に来て、関節、神経や筋肉にアプローチを行い早期に治していきましょう!
五十肩でお困りの患者様は1room整体院へお越しください。

 

四十肩五十肩の炎症期と拘縮期の違いについて

四十肩(肩関節周囲炎)と五十肩(肩関節周囲骨筋炎)は、肩関節周囲の炎症や痛みを特徴とする疾患です。これらの疾患には、炎症期と拘縮期という2つの主要な段階があります。

炎症期(フリーズ期):
炎症期は、四十肩や五十肩の初期段階です。この期間は通常、数ヶ月から1年ほど続きます。
主な特徴は、以下の通りです:

強い肩の痛み: 通常、夜間や安静時に痛みが強くなります。痛みは、肩や腕の特定の動きで誘発されることもあります。

炎症: 肩関節周囲の組織に炎症が生じ、腫れや赤みが現れることがあります。
範囲制限: 肩の可動域が制限され、特に外旋(腕を外に回す)や上昇運動が困難になります。

拘縮期(フローズン期):
拘縮期は、炎症期の後に続く段階です。通常、数ヶ月から2年ほど続くことがあります。主な特徴は、以下の通りです:
激しい可動域制限: 肩の可動域がさらに制限され、ほとんどの動きが制約されます。肩の動きをすることが非常に難しくなります。

痛みの緩和: 痛みは緩和される傾向がありますが、可動域制限のために日常生活に支障が出ることがあります。

筋肉の拘縮: 肩周囲の筋肉や靭帯が拘縮し、硬くなります。これにより、肩関節の動きが制限されます。

重要な点として、四十肩や五十肩の症状や進行は個人によって異なる場合があります。また、これらの段階は厳密に区別されるわけではなく、炎症期から拘縮期に移行する過程が徐々に進行することもあります。

四十肩や五十肩の治療は、炎症の軽減や可動域の改善を促すことが主な目的となります。以下に一般的な治療法のいくつかを挙げますが、個々の症状や進行度に応じて医師の指示に従うことが重要です。

非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs): 炎症と痛みを軽減するために処方されることがあります。局所的なクリームやジェルとしても使用できます。

神経ブロック: 痛みを和らげるために、神経に薬物を注入する方法です。

理学療法: 専門家の指導のもとで行われるエクササイズやストレッチングなどの物理療法が含まれます。これにより、肩の可動域を改善し、筋力を回復させることができます。

保護と安静: 痛みを引き起こす動きや活動を避け、肩を安静に保つことが重要です。一時的にスリングやサポートを使用する場合もあります。

関節内注射: ステロイドや麻酔剤を肩関節に注射することで炎症を軽減する場合があります。

外科的処置: 重度の症状や非常に制限された可動域の場合、手術が検討されることもあります。手術の目的は、狭窄した組織の解放や肩関節の動きの改善です。

治療の成功は個人によって異なりますが、早期の診断と適切な治療は症状の改善や回復の促進に役立ちます。医師の指示に従い、適切な治療方法を選択してください。