2023年01月19日

腰痛の原因はストレス!?こんな腰痛には要注意!

腰痛 ストレス

ストレスが原因で、腰痛になる場合があることをご存知でしょうか。ストレスと腰痛は関係がないように思えますが、人間関係や仕事、精神的不安などが腰痛を引き起こすケースがあるのです。

今回はストレス性の腰痛について、サインや改善方法などを解説します。腰痛がなかなか治らない人や長期間の腰痛に悩まされている人は、ぜひご覧ください。

腰痛の原因と種類

腰痛には2つの種類があり、それぞれ原因が異なります。

  • 特異性腰痛
  • 非特異性腰痛

特異性腰痛

特異性腰痛とは、原因が特定できるタイプの腰痛です。特異性腰痛は、腰痛全体のうち約15%を占めています。

ストレスによる腰痛は、この特異性腰痛に分類されます。特異性腰痛のその他の原因は、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、内臓の疾患などがあります。

ストレスによって腰痛が起こる原因は、痛みを抑制する脳の働きがストレスで弱まるからだと言われています。ストレスが原因の腰痛は、心因性腰痛とも呼ばれます。ストレスの大きさによって、痛みが増すのが特徴です。

非特異性腰痛

非特異性腰痛とは、原因が特定できないタイプの腰痛であり、腰痛全体の約85%が該当します。具体的な原因は特定できませんが、以下の3つの要因で引き起こされるケースが多いです。

  • 姿勢の悪さ
  • 筋力の低下
  • ぎっくり腰

日常生活で腰に負荷がかかることで、腰痛や腰の痺れが起こります。非特異性腰痛は我慢できる程度の痛みである場合が多いです。また自然治癒で改善するケースも良く見られます。

ストレス性の腰痛のサイン

次に、ストレスが原因の腰痛について詳しく見ていきましょう。腰痛にはさまざまな原因があるので、原因を特定することは簡単ではありません。しかし、以下の3つのサインが見られたら、ストレス性の腰痛である可能性が高いです。

  • 腰の痛みが3ヶ月以上続く
  • 腰痛の原因がはっきりしない
  • 腰痛以外の症状もある

腰の痛みが3ヶ月以上続く

3ヶ月以上続く腰痛を慢性腰痛と呼びます。慢性腰痛は特異性腰痛である可能性が高く、慢性腰痛の場合にはレントゲンやMRI検査などを行えば、ほとんどの場合原因を特定できます。

しかし、脊椎や内臓などに異常がないのに慢性腰痛が続いている場合、ストレス性の腰痛である可能性が高いです。ストレス性の腰痛には、治ったと思っても痛みがぶり返す特徴があります。また長期にわたり腰痛が発症したり治ったりしている場合も、ストレスが原因である腰痛の可能性が高いです。

腰痛の原因がはっきりしない

腰痛の具体的な原因がはっきりしない場合も、ストレスが関与している可能性が高いです。またストレス性の腰痛は特異性腰痛でありながら、ストレス自体の原因も特定しづらい特徴があります。

腰痛以外の症状もある

ストレスが原因の腰痛の場合、腰痛以外にもストレスが引き起こすさまざまな症状が起こる可能性が高いです。ストレスが原因によって起こる症状には、不眠や動悸などが挙げられます。これらの症状も見られる場合は、ストレス性の腰痛を疑いましょう。

ストレス性の腰痛を改善する方法

ストレス性の腰痛を改善するには、腰痛に対処するだけでは完全に改善することは難しいでしょう。ストレス性の腰痛改善には、ストレスと腰痛どちらにも効果的な対策を行うことが大切です。そこで、有効な方法を3つご紹介します。

  • 軽い運動を行う
  • 腰痛に対する考え方を変える
  • 自己流の対処法は避ける

軽い運動を行う

3ヶ月以上続く慢性的腰痛の場合は、安静にするよりも適度な運動を行うことが良いと言われています。無理のない範囲で、ウォーキングやストレッチなど軽く身体を動かしましょう。軽い運動を行うことで、腰回りの筋肉をほぐして血行を促進することもできます。

また軽い運動は、腰痛だけでなくストレス解消にも効果的です。運動することでセロトニンやドーパミンなどのホルモンが分泌され、精神を安定させる役割を果たします。

腰痛に対する考え方を変える

腰痛に対して過剰に不安を感じたり気にしすぎたりしてしまうと、余計なストレスが生まれて悪循環につながりかねません。そのため腰痛のデメリットだけ考えるのではなく、「腰痛があるのにここまで身体を動かせた」「腰痛のおかげでゆっくり身体を休められた」などと前向きに考えるように心がけましょう。ストレス性の腰痛を早く解消するには、ストレスを溜め込まないようにすることが大切です。

自己流の対処法は避ける

腰痛の原因がわからない場合、自己流の対処法を試すのは避けましょう。痛みの種類や原因によっては、無理に動かすことで腰痛を悪化させてしまい、逆にストレスを強めてしまう可能性があります。腰痛を感じた場合は原因を知るために、専門家である医療機関や整体院で診療を受けることをおすすめします。

まとめ

腰痛の原因には疾患や生活習慣の乱れなどがありますが、そのひとつが日常生活にあるストレスです。ストレスによる腰痛には今回紹介した3つのサインがありますので、腰痛の原因を把握する基準にしてください。またストレス性の腰痛の改善には、腰痛だけでなくストレスの原因を取り除くことが重要です。

腰痛が起こったら、まずは原因を確かめましょう。東京都板橋区にある腰痛改善専門の整体院「1room整体院」では、原因を特定して適切な施術を行うAKS療法を採用しています。そのため長引く腰痛に悩まされている人は、ぜひ当院にお越しください。